宣言

 わたしたち津ライオンズクラブは、「We Serve(我々は奉仕する)」をモットーに、環境、青少年健全育成、文化、国際交流、福祉、人道支援活動など、より良い社会の実現に向け、つねに奉仕活動を続けています。

ライオンズクラブとは

メルビン・ジョーンズ

歴史

 ライオンズクラブは1917年、アメリカ合衆国シカゴ市で生まれました。創立者メルビン・ジョーンズは当時シカゴで保険代理店を経営し、市の有力者たちと交流しているうちに、単なる商売上や社交上の集まりにとどまらず、社会のために有益な団体になり得ないかを考え、指導的立場にある人々に呼びかけ社会奉仕団体の結成へと働きかけていきました。

 その結果、1917年6月7日シカゴ市のホテル・ラサールで、約20名による最初の会合が行われました。

 以来、1920年カナダ・オンタリオのうウインザー市に国外の第1番目のクラブが結成され、現在(2020年11月)では200以上の国や地域にクラブ数49,143、会員数1,397,234を数える世界最大の奉仕団体になっています。

 日本国内では、1952年に初めて東京ライオンズクラブが誕生。当時なお険悪な対日感情をいだいていたフィリピンのマニラライオンズクラブによってスポンサーされたのです。この恩讐を越えて人類の進歩と平和を願うライオンズ精神は、燎原の火のように広がり2021年2月現在、クラブ数2,902、会員数106,654の世界でも有数のライオンズ国となっています。

目的

 ライオンズクラブは単なる社交クラブでもなく、また慈善団体でもありません。各ライオンズクラブは会員の力を結集して諸般のアクティビティー(事業)を実行する社会奉仕団体です。

 〝ウイ・サーブ(We Serve)=我々は奉仕する〟をモットーに地域社会の生活、文化、福祉および公徳心の向上に積極的関心を示し、国際的、民主的社会の発展を目ざして活動を続けています。

 その中には、1925年、ヘレン・ケラーさんがライオンズクラブの大会で援助を訴えた視力回復キャンペーン「視力ファースト」から発して、献眼、献血、献腎、骨髄バンクへの協力の四献運動、青少年への薬物乱用防止、国際ライオンズクラブ間での派遣学生の交換、災害時の支援活動など多彩な奉仕活動を目的としています。1968年のライオンズクラブ国際財団(LCIF)の設立もこの表れです。

組織

 全世界約49,000からなるライオンズクラブ国際協会は745の地区に分けられ、日本には330から337の複合地区と呼ばれる地区がありそれぞれに3から5つの単一地区を有します。また各地区は2個から4個のリジョンに分けられ、なおかつ2つから5つのゾーンに区分けられます。津ライオンズクラブは334複合地区でA、B、C、D、Eの単一地区からなり、そのBに属し、その第2ゾーンとなっています。

ライオンズクラブの

スローガン

 ライオンズクラブのスローガンは『Liberty, Intelligence,Our Nation’s Safety(自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる)」で、その頭文字をとってLionsとされました。

 ライオンというシンボルは、古来より忠誠の象徴とされ、友人に対して、理念に対して、義務に対して、信頼に対して誠実であるとさてきました。ライオンズクラブの紋章の中央の円には金色の「L」の字があり、縁飾りに2頭のライオンの横顔が、中央から外に向けて配置されています。

 ライオンは過去と未来の両方を見つめています。これは伝統への誇りと未来への自信を表しています。